つっとむのネタバレ日記

スマホ片手にゲームを楽しむ、ネタバレを含んでいるかもしれない日記です

何処へ行くの、あの日~光る明日へ…~

レビュー

総合 ★★★★☆
オリジナリティ ★★★★★
グラフィックス ★★★☆☆
サウンド ★★★★☆
熱中度 ★★★☆☆
満足感 ★★★★☆
快適さ ★★★★☆
ストーリー ★★★★★
難易度 ★☆☆☆☆
プレイ時間 20時間以上30時間未満

良い所

オープニング曲(初めて聞いた時にゾクゾクしました)。
主人公も自然な感じ(主人公に同化して恋愛初期のドキドキ感を味わうことが
できました。Missing Blueにもこの感じがあれば、と思いました)
すごい設定を最終的に納得させてしまうシナリオと独特の世界観。
あと、ゲーム中に出てくる座右の銘も個人的には気に入りました。

悪い所

ストーリー面でいろいろとありましたが、最後のストーリーに
圧倒され吹っ飛んでしまいました。
あえて挙げると、家族に不幸が多すぎる点でしょうか。
(それに配慮した設定もあり、妙に納得してしまったのですが・・・)
システム面はKIDには劣りますが、快適な方だと思います。
共通シナリオが多い点は、熱中度の面ではマイナスでしたが、
ストーリー上「共通であるべき部分」でしたので、評価は難しいところです。
あとボリュームが少なめだったのは残念です。

感想など

最初、ヒロインごとのパラレルな結末のゲームかと思っていましたが、
プレイし終わってみると、いつの間にかすべてのストーリーが
一つの大きなストーリーに包み込まれていました。
EVER17ほどの衝撃はありませんでしたが、
EVER17に、強引さといくらかの矛盾を感じていた自分にとって、
こんなまとめ方をしてくれるゲームは
まさに探し求めていたものではないかと感動しました。
最後にTRUEストーリーがまとめてくれるゲームが好きな方にはお勧めです。
(例えば、メモオフなら3作目が好きという人など)
恋愛ものに必至?である「おぼろげな過去の記憶」についても、
まずはその設定がすごい上に、なぜそれがおぼろげであるかという理由についても
他のゲームにはない手法?で説明されている点が気に入りました。
(普通覚えているだろう、とつっこみたくなるゲームが多いので)
Amazonを見たら新品を3570円で売っているんですけど・・・
(2005年6月9日現在)。
この値段ならお得だと思います。