ときめきメモリアル３～約束のあの場所で～

レビュー

総合	★★☆☆☆
オリジナリティ	★★★☆☆
グラフィックス	★★★★☆
サウンド	★★★★☆
熱中度	★★★☆☆
満足感	★★☆☆☆
快適さ	★★★☆☆
ストーリー	★★☆☆☆
プレイ時間	60時間以上100時間未満

プレイ日記

開始日	2009-12-10
終了日	2010-03-12

良い所

・キャラクターの３Ｄ描写によって、ヒロインのボディラインがより魅力的に表現されている
・ＺＡＲＤが歌うテーマ曲
・クリア後に見ることのできる”ときめきグラフ”
・システム面は使いやすい

悪い所

・キャラクターを３Ｄ描写にしたためか、似たような顔つきのヒロインばかりになってしまった
・うまく使いこなせてない服装チェックシステム
・ストーリーやミニゲームがあまり面白くない

感想など

　このゲームの最大の特徴は、キャラクターを３Ｄ描写にしたことだと思います。最初は悪い面ばかり感じていましたが、プレイしていくうちに良い面も見えてきたというのが印象です。悪い面は、ヒロインの個性が薄れて、似たような顔つきになってしまったことでしょう（当時の技術では、ヒロインを個性的な格好のまま３Ｄ化するのは難しかったためでしょうか）。パッケージを見るとヒロインがみな同じような顔だったのでずっと敬遠していましたが、最近、新作（第4作目）が出たということでプレイしてみました。プレイすると、３Ｄ化の良い面も感じることができました。例えば、ヒロインを３Ｄで動かすことで、ボディラインをより魅力的に見せることには成功していると思います（２Ｄゲームでは、胸を強調し過ぎたキャラデザインのゲームが多く、現実離れしていると感じることが多いので）。
　服装チェックシステムは、ヒロインの好みに沿わないとデートしてくれないという減点方式なので、悪い印象が際立ちました。ヒロインとのデートで買った服を着るとポイントが上がるとか、プラス方向で効果を発揮するシステムであれば、ゲームがより面白くなったのではと思います。
　難易度については、一作目に比べたらそんなに高くないのではという印象です。もう少しクリアが難しいヒロインが1～2人いても良かったのではと個人的には思います。
　ZARDの歌うテーマ曲とそれを用いたBGMが良かったので、サウンドは4点にしました。グラフィックも、３Ｄ描写の良い面が個人的には気に入ったので4点にしました。ストーリーはあまり面白くなかったので2点です。システムは、同じく恋愛シミュレーションであるキミキスに比べたら格段に使いやすかったですが、スキップしたくなるようなイベントが多かったので、快適さはプラマイ０で３点にしました。服装チェックの印象が悪かったので、トータル的には満足感は２点です。